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池尻、内科、リハビリテーション科の、古川病院の公式サイトです。古川病院は病院創立以来約100年という歴史を歩んできた、地域に密着した療養型病院です。当院は医療療養型病床と介護療養病床合わせて36床あり、外来・通所リハビリテーション・訪問リハビリテーションがあります。グループホーム永井の里も併設しています。

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高血圧とは?

高血圧は、血の流れが普段よりも強くなっていることを言います。
大人の日本の中で、3人のうち1人くらいがこの問題を持っていると言われています。簡単に言うと、心臓から出る血の力を「血圧」と言います。心臓が動いて血を送る時の力を「収縮期血圧」、心臓がゆっくりしている時の力を「拡張期血圧」と呼びます。この数値が高いと、高血圧の症状があると判断されます。
しかし、高血圧の初めは、特に変わったことを感じないことが多いです。それでも、放っておくと心臓や血管に負担がかかり、健康の危険が増えるので、気をつけることが大切です。


高血圧がもたらす危険

 「高血圧」と聞くと、心や頭の問題を思い浮かべる方が多いと思います。それは正しいです。
塩分をたくさん摂ることなどで血圧が高くなると、心臓にも大きな負担がかかります。
特に、頭や目、腎臓の細い血管は、高血圧の影響を強く受けやすいです。続けて高血圧があると、血管が固くなったり、脳での出血や心の病気のリスクが高まります。このため、高血圧は「サイレントキラー」とも言われています。


高血圧とどう向き合う?

 高血圧を改善するためには、日常の生活の仕方を見直すことが大切です。この一歩を怠ると、高血圧だけでなく、他の健康の問題も増える恐れがあります。大事なのは、健康のトラブルを防ぐこと。そのためには、しっかりと血圧を管理することが必要です。

高血圧と分かったら、どうするべきかをきちんと考え、目標の血圧を決めます。
どれくらい高血圧が進んでいるか、他の病気があるかなどによって、治療の方法は変わってきます。生活の仕方を変えることや、薬を使うことも考えられます。

特に、夜寝ている間に呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」が原因の場合は、その治療が大切です。軽い高血圧の方は、まず生活の見直しから。それでも改善しなければ、薬を使うことも考えます。進んでいる高血圧や、他の病気がある方は、速やかに薬と生活の見直しをおすすめします。

生活をよくするためのポイント

  • 食事を見直して、塩を減らす。少し塩を減らすだけでも、血圧が良くなることがあります。
  • お酒はほどほどに。飲み過ぎは避けましょう。
  • タバコは吸わないように。これは、血管を固くする原因となります。
  • 良い睡眠をとることを心掛け、もし必要なら睡眠時無呼吸症候群」の治療を考えることも大切です。

塩分を減らすヒント

  • 野菜やハーブの風味を生かし、塩の少ない醤油を選ぶ。
  • スープのような汁ものは控えめに。
  • 全体の味より、特定の部分の味を工夫する。
  • 新鮮な材料を使い、加工食品は少しずつ摂る。

 体を元気に保つために、歩いたり、自転車に乗ったりといった運動も大切です。ゆっくりとした運動から始めて、体に負担をかけすぎないようにしましょう。

運動を始めるときのアドバイス

  • 高血圧の治療を受けている方は、運動を始める前に、必ず医師に相談してください。
  • 体調が悪いときは、無理せずゆっくり休むこと。
  • 頭痛や胸の痛み、しびれなどが出たら、すぐ運動を止めてください。
  • 運動中に、水分をしっかり取って、体が乾かないように心掛けること。

大事なポイント

 高血圧をきちんと管理するために、家で毎日血圧を測るのも役立ちます。朝晩に同じ状況で測定し、その数字を手帳などに書いておくと、医師との話し合いの時に参考になります。

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